2024-04-27

第二回 舞の会 終了いたしました

 第二回いち葉会発表会並びに葛たか葉舞の会、おかげさまで無事に終了いたしました。

ご来場いただきました皆様、応援してくださった皆様、お手伝いしてくださった皆様、ありがとうございました。皆様のお力添えがあったからこそ、二回目の舞の会を実現する事が出来ました。心より御礼申し上げます。

昨年に続き、千葉市美術館のさや堂ホールでの舞の会でした。今年も、あの美しい会場で舞う事が出来まして、お客様からもご好評をいただきました。

今回もたくさんのお客様にご来場いただき、一同喜んでおります。

葛流のお懐かしい皆さまも、遠路はるばるお越しくださり、恐縮しておりますが、もちろん大変うれしく、ありがたい事でした。

二回目の発表会だったお弟子さん達も、緊張感のなか、落ち着いて舞っていましたので、お稽古の成果を出してくれたと思います。昨年、ご覧いただいたお客様からは、お弟子さん達の上達をほめていただくことも出来まして、私も喜んでおります。それぞれ、また、次回へ向けて励んで欲しいと思います。

私は、男舞の本業物「八島」と、その正反対の艶物・上方端唄の「愚痴」を舞いました。

2曲の違いをお見せ出来ればと、この曲を選びました。

前回同様、お客様が一心に観てくださっているのを強く感じながら舞いました。

私の舞に関して、お客様から嬉しいお言葉をいただき、それは素直に喜び、おたのしみいただく事が出来たようで安堵しましたが、あれが完璧だったとは思っていません。これは、どの舞台でもそうですが、終わった後は、「まだまだ、もっと」と、反省し、「まだまだ、もっと」と、精進を誓います。

私の歩みをたのしみにしてくださり、応援してくださっている方々に恥ずかしくないように、これからもお稽古を重ね、お弟子さん達にも伝えていきたいと思っています。



地唄舞葛流 第二回 葛たか葉舞の会


八島
八島


愚痴
愚痴



2024-03-04

第二回 舞の会

 昨年に続き、今年も舞の会を開催する運びとなりました。

今回も完全招待制の会ですので、ささやかな会となりますが、地唄舞の世界をお愉しみいただきたいと願い、稽古に励んでおります。

お弟子さん達も、本番に向けて緊張感を持ってお稽古しています。

私は今回、「八島」を舞います。

地唄舞を始めた当初、「八島」を舞うのが目標でした。

以前もブログに載せました通り、特段の思いがある曲ですので、今回、舞えるのは、とてもしあわせです。

ご来場ご希望のお返事をいただきますと、嬉しい反面、責任も感じます。

お越しいただく皆さまにとって良いお時間になるよう、精一杯努めます。

第二回葛たか葉舞の会チラシ表

第二回葛たか葉舞の会チラシ裏









2024-01-22

2024年 令和六年稽古始め

先日、今年の初めてのお稽古日でしたが、その際、「舞い初め」をしました。

舞い初めは、ここ数年、お稽古場での恒例行事にしております。

私のお稽古場は、本当にささやかですが、使い方次第で舞台と客席に分けて使う事が出来るようにつくりましたので、舞い初めの時は、それを活用して一段高い所を舞台として使っています。

他のお弟子さんの前で、その(小さいながら)舞台の上で、一人ずつ舞うのは、なかなかの緊張感と思われます。

私は冷たい先生なので、お弟子さんが本番で振付をど忘れしてしまったとしても、教えません、と、日頃から言っていますので、お弟子さんは「助け舟はない」と、その点でも緊張されると思います。

本当の舞台では、忘れても教えてあげられませんから、こういう小さな発表の時に肝を練っておいてもらいたいと思い、心を鬼にして、私からの、ど忘れ対応はしないようにしています。

今回の舞い初めでは、頭が真っ白になってしまうお弟子さんはいませんでしたので、日頃のお稽古の成果と喜んでおります。

お弟子さんの後は、私も舞い初めで舞いました。

今年も、4月に第二回舞の会を催す事が決まっておりまして、この舞い初めは、それに向けてのお稽古の一環でもありました。

昨年の舞の会では、大変ご好評をいただき、また、たくさんの応援のお言葉も頂戴しましたので、第二回も開催する運びとなりました。

お弟子さんも、私自身も、昨年よりも今年、少しでも前進できるよう、稽古に励んでおります。

葛たか葉 舞い初め令和六年