2019-06-04

7月舞の会に向けて

7月の国立劇場小劇場での舞の会に向けて、準備が進んでいます。


本日もお稽古で都内まで。本番までのお稽古日はあと何回?と考えると、先生に見ていただけるお稽古は、もう残り少なくなってきました。生業の仕事を終えた後、自身の稽古場で稽古しています。

今回私が舞います『万才(万歳)』は、トン(腰を入れて足をトン、と、踏み下ろす)が多いので、夜な夜なトントントントン、やっトントンと、鳴らしています。


お客さまへのご案内状の発送はひとまず終えましたが、大きな舞台なのでこの先もまだ準備は続きます。


先日は、かつら合わせがありました。

かつら合わせがあると、本番が近づいてきたと実感します。これは、国立劇場の舞台があるたびに感じる事です。

たくさんのプロの方の技がなければあの舞台には立てません。

熟練された技術を間近で見られるのは、私には興味深く、貴重な事だと思っています。尊敬すべき職人芸の数々で支度していただけるのは、もちろん幸せな事ですが、恐れ多いとも思います。

巧みの技で立たせていただく、となれば、やはり稽古を積めるだけ積んでおこうと決めています。