2012-10-23

詩吟の発表会で





さて、私が講師をしているお稽古場のこの頃はというと、毎回楽しくやっております。
皆さん、「高砂」の振りも大分覚えてきました。翌日は筋肉痛ということもあるそうで、身体も動き始めたようです。


 先日9月2日の日曜日。

母の通っている詩吟教室の発表会が催されました。

私も葛たか葉としてゲスト出演させていただき、「桐の雨」を舞わせていただきました。

今年は仕事の関係で浴衣会に参加できなかったものですから、人様の前で舞わせていただける貴重な経験をこの会で積ませていただきまして感謝です。

2012-06-28

初のお稽古

昨日27日は初お稽古でした

教える立場でのお稽古は、私にとって初めての体験でした。

簡単に自己紹介などし合って、早速浴衣を着る練習から始めました。
皆さん、初めて手にする和装グッズに戸惑いながらもちゃんと着られました。
当然、着るまでに時間は掛かりますが予想していたよりも早く着替えができました。
その後、稽古場への入り方やお辞儀の仕方を練習し、お扇子の持ち方、すり足など基本動作を練習しました。

思っていたより順調でしたので、『高砂』の振りにも挑戦。
当面は、基本動作と『高砂』を繰り返しお稽古する予定です。
始めに覚える基本が大事ですから、時間を掛けたいと思っています。

そして、この日はお祝いに駆けつけてくださった方々がいらっしゃいました。
母も私もお世話になっている詩吟の先生方です。
母の誘いもあり、私も最近詩吟を習い始めました。

さらにその後、母ちよさんも登場。
皆さんのお稽古を見て、
「お母さんもやろうかな。でも、難しそうね~」
と言うので、
「腹筋背筋を鍛えるためだけでもいいんじゃないですか。」
とおすすめしておきました。

一番若いお弟子さんのママさんもお迎えに来て、しばし見学。

おかげさまでとても賑やかなお稽古初日となりました。

次回のお稽古も楽しいながらも充実したものにできるよう、手探りながら工夫を重ねたいと思います。

2012-06-07

お稽古始めます

以前から「地唄舞を教わりたい」と言って下さる方がいらっしゃいまして、人数も揃ったので今月27日から活動開始となります。

私ごときが。ではございますが、講師として参加させていただきます。



お集まりの皆さまは、皆さんお若い方(下は高校生から)ばかりです。
「着物も着れません~」「着物のあわせ方って男女で違うんですか?」という初心者です。
まずは浴衣の着方から始めて、基本的な動作を少しずつお稽古していく予定です。

それに向けて、私も先生から講師としてのお稽古をつけていただいてます。教えるわけですからいろいろな面で責任重大です。

小さな始まりですが、地元の方に地唄舞の良さをお伝えできればと思います。
優雅に見える地唄舞ですが、結構な運動量です。
身体の奥のほうの筋肉を使わなければ、地唄舞として求められる美しい動きはできません。
芯のある動きを目指すことで、身体も鍛えられ、代謝もよくなるし、そうした点は施術者(カイロプラクティック・整体)としても女性におすすめの稽古事だと思います。

そして、昨今箪笥の肥やしになってしまうことの多い着物にも馴染んでいただき、ご自分で着てお出掛けなんぞしてもらえると、今時ステキだなと思うわけです。

私にとって初のお弟子さんとのお稽古を今から楽しみにしています。

写真は、先月の「愛のつどい」でご一緒した方に撮って頂いた写真です。
普段の私を知っている方たちからは、「化けたな」という感想でした。
・・・喜ぶべきか。普段の有様を反省すべきか。微妙です。

2012-05-22

舞台を終えて(愛のつどい)

 初めて参加させて頂いた「愛のつどい」の舞台が無事に終わりました。

なにせ初めてでしたので、関係者の方々にいろいろお世話になりながら、舞終えることができました。

「愛のつどい」は、幅広い年齢の多彩なジャンルの方々が出演され、ご来場者も多く、終始和やかな雰囲気の会でした。
新参者という緊張は多少なり覚えましたが、今回出演させて頂き、良い経験になりました。

私が舞うと言う事で、思いがけず観に来てくださった方々もいらっしゃいまして、ありがたく思っております。そして今回の舞台もタカ女先生のご指導、友人・家族の協力があってのことでした。支えがあってできることだと舞台を終えるたびに強く感じます。
皆さま、ありがとうございました。

黒髪(葛たか葉)


2012-05-09

「愛のつどい」で舞わせて頂きます

 第23回 チャリティー福祉に贈ろうみんなの愛「愛のつどい」

に参加させて頂くことになりました。


「愛のつどい」は年に一度開催されていて、浄財は千葉市の福祉に役立てられるチャリティー公演です。

今回で23回ということは、もう23年(昨年は震災の影響で開催されませんでした)も続けられているということですから、息の長い愛を積み重ねられてきたのだ、と感服いたします。


関係者の方などと良いご縁がありまして、この度葛たか葉として出演させて頂くこととなりました。

民謡・ダンス・舞踊・詩吟などなど、様々なジャンルの方が出演されます。


私は地唄舞「黒髪」を舞わせて頂きます。

5分という持ち時間ですが、「地唄舞を観るのは初めて」という方にも楽しんで頂ける様、つとめます。


入場は無料ですので、お近くの方やご興味のある方は是非お運びください。


〇べんてん整体院にパンフレットあります。ご希望の方は、ご来院の際にどうぞ

〇私の出演時間は、午後3時以降の予定です(正確ではありませんが)

地唄舞以外で、他ジャンルでも出演致します。こちらは、秋葉奈緒としての出演です。男性陣に混じって"唸ります"(←ヒントです)ので、私をご存知の方はどこで出てくるか探すと面白いかもしれません。


第23回 チャリティー福祉に贈ろうみんなの愛

「愛のつどい」


5月20日(日曜日) 開演10:00 終演16:30 入場自由

千葉市文化センターアートホール(千葉中央公園・千葉パルコそば)



ご来場お待ち申し上げております。


2012-03-29

準備中

 久々の更新です。


今年中には始動したいと漠然と考えていた葛流千葉支部ですが、具体的に進み始めて来ました。

こんな私ですが、地唄舞を教わりたいと言ってくださる方が何名かいらっしゃるので、現在地味に準備中です。


先日のお稽古日は、先生からそれに向けたお稽古をつけていただきました。

普段「がらっぱち」な所があるもので、そこら辺も多少の修正が必要かと思われます。



自分自身は、「袖香炉」をお稽古しています。

これは、私が入門して初めて浴衣会で舞った曲です。

あの時の浴衣会は、大宮八幡宮のお茶室か何かだったと記憶しています。



追善の唄なので、「散れど 薫りは なほ残る」等の詩で亡き人への想いがうたわれています。

テープから流れる渋い唄声は、聞く度に痺れます。

2012-01-11

2012年お盃・舞い初め・新年会

 先日8日。流派恒例の新年の集まりがありました。


晴海のホテルで行なわれていますが、ここ数年は私の母の千代さんも出席しています。
千代さんの話をすると、このブログも彼女にジャックされる(整体院のブログは、千代さん日記になりつつあります)危険を感じますが、新年なので一席。

二人で着物を着て、まずは京葉線で新木場まで。
その車中、スカイツリーが見えてきました。
東京方面に近づくと、その姿が次第に大きく見えます。それを見た千代さん。

「あ!すかいらーく!さっきより大きいね!」

違うでしょ。スカイツリーだってば。と、突っ込んで間もなく、

「あ!虹!」

と言い出す千代さん。え?この乾燥した晴天で?
・・・もちろん虹ではありません。
千代さんが言いたかったのは「富士山」でした。
どこをどう押したら、そういう変換がされるのか、さっぱりわかりません。

数々の突っ込みを余儀なくされましたが、無事に会場に到着。

先生からお盃を頂戴し、その後は舞い初め。
私は先輩と「江戸土産」を舞いました。
どなたかと合わせて舞うのは久しぶりなのでいつもと違う緊張感でしたが、先輩との長年のお付き合いの信頼感で無事終了しました。

舞い初めが終わると、お楽しみの会食です。お酒も頂戴しました。
楽しいひとときを終え、その帰り道。地下鉄の改札でスイカを探しはじめる千代さん。
他のお弟子さんお二人もご一緒していたのですが、お待たせしてスイカを探す千代さん。

「今まで持ってたのよ。なんかポトッと落とした気がする。そしたら消えた」
とバッグを漁りまくりますが、見つからず。

ポトッと落とした割には足元にもありません。
そして、私がふと千代さんの胸元を見ると・・・ありました。スイカ。
千代さんの着物の衿の合わせに挟まっていました。
どう考えても自分でそこに挟んだ風情です。
しかし、自分では挟んでいないと主張する千代さん。
落としたときにそこに挟まったと言い張ります。

「そんなの、ミラクルでしょ」
と私。
「ミラクルだよ!」
と千代さん。
千代さんは、外出するとパワーアップするようで今回はかなり突っ込み疲れしました。
そんなわけで、大いに笑った今年の新年会でした。

辰

今年のおみやげは龍の鈴です。