2014-05-22

舞台を終えて(2014年愛のつどい)

18日、第25回「愛のつどい」に出演しました。

おかげさまで無事につとめることができました。

今回舞わせていただいた「菜の葉」は、今、公民館で生徒さんに教えている舞です。
初心者のお稽古でやることが多いそうで、私も習い始めの頃にお稽古しました。
「高砂」もそうですが、こうした初心用の舞は難しいものです。
ごまかしがきかない部分が多く、初心の頃にやったときとは緻密さが変わってきます。

生徒さんに教えているので、正確さも厳密にしなければなりません。
いろいろ圧し掛かりますが、敢えて「菜の葉」を舞台で舞うことに挑戦しました。
いつもながら満足はいきませんが、得るものは多かったと思います。
お客様が集中して観てくださっていたのが、印象に残っています。


愛のつどいは、今回が最終公演ということですが、毎回良い経験を積ませていただきました。
「地歌舞」をご存じないという方にも、観て頂くことができましたし、そういう場で舞うことは、私自身の勉強にもなりました。
お誘いいただけたことに感謝しております。関係者の皆様、ありがとうございました。そして、長い間お疲れ様でした。

タカ女先生には、今回もこの舞台用のお稽古をつけていただきました。
流派の会以外の場所で舞うことは多くありませんので、外部への出演の際についていろいろ教えていただき、心強かったです。

私からお誘いしてご来場いただきました方々、一所懸命に観てくれた生徒さん方、ありがとうございました。
毎回手伝ってくれる友人・家族への感謝はもちろんです。いつも助かります。

得るものも多くありましたが、目指すものも多く見えた舞台でした。
まだまだやることは山積しています。今後もしつこく追い求めて参ります。



菜の葉(葛たか葉)