2019-07-16

5日前です

国立劇場の本番が近づいてきました。


地唄舞 葛流舞の会

2019年7月21日(日)国立小劇場


こちらの門弟の部に出演いたします。

今月8日に下ざらい(リハーサル)がありました。生の演奏・唄で舞わせていただき、スタッフの方々にも立ち位置や道具のことでお世話になりました。

この日は、先生はもちろん、他の出演者の皆さまの舞も観ることが出来ました。生演奏もたくさん聴くことが出来、ぜいたくな一日でした。

下ざらいが終わり、ホッとしてしまいそうになりましたが、「あ、まだだった」と思いなおし、その後も夜ごと稽古を重ね、今日は本番前の最後のお稽古日で都内まで行ってまいりました。

手荷物が多いので、傘まで持つと和服に草履はなかなか歩きにくいです。ここまできたら、本番まではまず怪我に用心、と思っていますので、帰宅してから生業の技でもって身体の調整をしておきました。

今回も、国立の本番一ヶ月前からは空手の稽古を地面に近いものだけで我慢してます。突かないと落ち着かないし、蹴らないとなまりそうだし、スクワットは舞にも必要だし、ということで思い立ったらそれぞれやるようにして、存分に暴れるのはおあずけにしてます。


まだまだ拙い舞ではありますが、あの舞台に立たせていただくからには準備と稽古だけは悔いのないようにと思っています。それが応援してくださる方々へのご恩返しに繋がることを願い、当日までの稽古を重ねます。


2019-06-04

7月舞の会に向けて

7月の国立劇場小劇場での舞の会に向けて、準備が進んでいます。


本日もお稽古で都内まで。本番までのお稽古日はあと何回?と考えると、先生に見ていただけるお稽古は、もう残り少なくなってきました。生業の仕事を終えた後、自身の稽古場で稽古しています。

今回私が舞います『万才(万歳)』は、トン(腰を入れて足をトン、と、踏み下ろす)が多いので、夜な夜なトントントントン、やっトントンと、鳴らしています。


お客さまへのご案内状の発送はひとまず終えましたが、大きな舞台なのでこの先もまだ準備は続きます。


先日は、かつら合わせがありました。

かつら合わせがあると、本番が近づいてきたと実感します。これは、国立劇場の舞台があるたびに感じる事です。

たくさんのプロの方の技がなければあの舞台には立てません。

熟練された技術を間近で見られるのは、私には興味深く、貴重な事だと思っています。尊敬すべき職人芸の数々で支度していただけるのは、もちろん幸せな事ですが、恐れ多いとも思います。

巧みの技で立たせていただく、となれば、やはり稽古を積めるだけ積んでおこうと決めています。

2019-01-29

2019年新年会

1月の6日、葛流の新年会でした。

今年も千代さんと晴海まで行ってまいりました。
会場のすぐそばでは東京オリンピックの選手村を建設中とのことで、昨年の新年会の時とはだいぶ景色が変わっていました。

先生からお盃を頂戴し、今年も精進しようという思いを強くしました。
今年7月に国立劇場で葛流・舞の会があります。
私は、『万才(万歳)』で出演致します。おめでたい歌詞や振りが盛り込まれた舞です。
新年会の舞初めでは後半部分を舞いました。
今回も難しい舞ですが、なにせおめでたい舞ですので、私自身も楽しんで舞いたいと思っています。あの大きな舞台でそれを叶えるには稽古を積むしかありませんので、日々励んでおります。

万歳