2019-06-04

7月舞の会に向けて

7月の国立劇場小劇場での舞の会に向けて、準備が進んでいます。


本日もお稽古で都内まで。本番までのお稽古日はあと何回?と考えると、先生に見ていただけるお稽古は、もう残り少なくなってきました。生業の仕事を終えた後、自身の稽古場で稽古しています。

今回私が舞います『万才(万歳)』は、トン(腰を入れて足をトン、と、踏み下ろす)が多いので、夜な夜なトントントントン、やっトントンと、鳴らしています。


お客さまへのご案内状の発送はひとまず終えましたが、大きな舞台なのでこの先もまだ準備は続きます。


先日は、かつら合わせがありました。

かつら合わせがあると、本番が近づいてきたと実感します。これは、国立劇場の舞台があるたびに感じる事です。

たくさんのプロの方の技がなければあの舞台には立てません。

熟練された技術を間近で見られるのは、私には興味深く、貴重な事だと思っています。尊敬すべき職人芸の数々で支度していただけるのは、もちろん幸せな事ですが、恐れ多いとも思います。

巧みの技で立たせていただく、となれば、やはり稽古を積めるだけ積んでおこうと決めています。

2019-01-29

2019年新年会

1月の6日、葛流の新年会でした。

今年も千代さんと晴海まで行ってまいりました。
会場のすぐそばでは東京オリンピックの選手村を建設中とのことで、昨年の新年会の時とはだいぶ景色が変わっていました。

先生からお盃を頂戴し、今年も精進しようという思いを強くしました。
今年7月に国立劇場で葛流・舞の会があります。
私は、『万才(万歳)』で出演致します。おめでたい歌詞や振りが盛り込まれた舞です。
新年会の舞初めでは後半部分を舞いました。
今回も難しい舞ですが、なにせおめでたい舞ですので、私自身も楽しんで舞いたいと思っています。あの大きな舞台でそれを叶えるには稽古を積むしかありませんので、日々励んでおります。

万歳


2018-10-16

お稽古のこと

 今年は夏の浴衣会を欠席してしまったので、更新もせずに早、秋となりました。


すっかり涼しくなってきました。

と、思っても着物で動くとまだ大汗をかいてしまいます。

今日も都内までお稽古に出かけましたが、お稽古中、スポーツ並みの汗でした。

今は『万歳』をお稽古しています。『万歳』もかなり昔に教えていただいた事があり、歌詞や曲調が面白く、それが耳に残っています。今回は当時と違う振り付けなので、懸命に覚えている所です。

まだ振りも完全でないところへ、身体の動きも当然まだまだなものですから汗も出るというものです。


さて、私のお稽古場では『黒髪』をお稽古しています。

地唄舞でも艶物の極みの舞ですから、より細かい動きをしなければならず、皆さん苦戦してますが、毎回楽しくお稽古されています。新しい方も参加されていますので、基本の動きと『高砂』も全員でお稽古しています。