2016-05-06

舞の会のこと(平成二十八年)

5月4日、「地唄舞 葛流十五周年・葛タカ女舞の会・かつら会」で『珠取り』を舞わせていただきました。

おかげさまで無事舞い終えることが出来ました。
ご来場いただきました皆さま、心より御礼申し上げます。まことにありがとうございました。
今回の舞台も、先生のご指導はもちろんのこと、家族・友人たちの助けがあってこそでした。いつものことながら感謝しております。

色々な事が起こるこの世の中で、あの大きな舞台で舞える幸運と、お客さまに観ていただけるありがたさを、特に感じた今回の舞台でした。
劇場の大きさもですが、『珠取り』という大曲に自分が負けてしまうのは最もいけないことだと思い、稽古を積みました。稽古の日々が私に力を与えてくれたと思います。

今回の『珠取り』は私にさまざまなことを教えてくれたと思っています。
稽古の中で足りない部分を思い知らされ、後ろ向きになりがちな自分の扱い方を模索することもありましたが、稽古のおかげで発見することも多くありました。
この曲は私にとって大事な曲になりました。
まだまだ拙く、遠い道を歩む私の、この先の道を照らす灯の一つとなってくれたと思っています。


平成28年舞の会

『珠取り』
2016年5月4日 地唄舞 葛流十五周年・葛タカ女舞の会・かつら会 国立劇場小劇場

2016-04-24

ちょうど10日となりました

国立劇場の舞台まで、あと10日となりました。


地唄舞 葛流十五周年・葛タカ女舞の会・かつら会
2016年5月4日(水)国立劇場小劇場

こちらの門弟の部に出演いたします。
演目が決まった昨年から準備を重ねてきました。
仕事が終ったら狭い自室で稽古して~は日常の事なので、10日後に本番というのも今ひとつ実感が湧かずにおります。

私の準備の中には、筋トレも当然入っているのですが、怪我だけは注意するようにしています。
空手の稽古も、飛んだり跳ねたりしたいのをジッとガマンのこの数ヶ月です。
昨年、跳んだ勢いで腓腹筋断裂をやりましたので、念のため用心して本番が終るまで封印しています。
暴れたいのは山々ですが、ブチッと行く可能性のない動きのみ稽古して、あとは筋トレで凌いでいます。
舞の舞台があるから空手は向こうに置いておいて、とは行きません。
それがあるからこそ離れられません。

2016-04-13

下ざらい終わりました

今日は、公民館でのお稽古でした。

お休み中の生徒さんもいるので、少人数ですが楽しくやっております。
『鶴の声』の振りも覚え、細かいところをお稽古中です。

さて、私のほうは先週、下ざらいがありました。
本番に向けてのリハーサルです。
地方(じかた・演奏と唄)の先生の生演奏と合わせて舞いました。
下ざらいは、スタッフの方々もお見えになり、独特の雰囲気です。
20代の頃、初めてこの下ざらいを経験した時は、「何だコレ、こわい~」と無闇に緊張したのを覚えています。

この日、出演者は全員集合でしたから、他の方々の舞も観ることができました。
当日は出番の関係で観られない可能性が高いので、下ざらいで観られるのは楽しみの一つでもあります。
皆さんの、衣装やかつらをつけて舞うお姿も観たいので、当日は舞台袖へ覗きに行こうと思っています。

午前中に家を出て、帰宅したのは9時頃でしたか。
下ざらいで舞ったのは1回だけでしたが、帰路むしょうに肉が食べたくなりました。
(空手でも暴れると肉を欲します)
しかし、この夜の時間に肉は重たすぎるか、と諦め、ケーキを買って帰宅しました。
(ケーキも重たい。しかも肉以上に もたれそう。しかし、食べたいものは食べたいので)

ケーキを食べて一晩寝ても、肉への執着が消えませんでした。


翌朝、近所のジョナサンに出かけ、ステーキを食べました~

疲労回復には肉(しかも牛の塊り)が一番、と信じている私です。