2016-04-13

下ざらい終わりました

今日は、公民館でのお稽古でした。

お休み中の生徒さんもいるので、少人数ですが楽しくやっております。
『鶴の声』の振りも覚え、細かいところをお稽古中です。

さて、私のほうは先週、下ざらいがありました。
本番に向けてのリハーサルです。
地方(じかた・演奏と唄)の先生の生演奏と合わせて舞いました。
下ざらいは、スタッフの方々もお見えになり、独特の雰囲気です。
20代の頃、初めてこの下ざらいを経験した時は、「何だコレ、こわい~」と無闇に緊張したのを覚えています。

この日、出演者は全員集合でしたから、他の方々の舞も観ることができました。
当日は出番の関係で観られない可能性が高いので、下ざらいで観られるのは楽しみの一つでもあります。
皆さんの、衣装やかつらをつけて舞うお姿も観たいので、当日は舞台袖へ覗きに行こうと思っています。

午前中に家を出て、帰宅したのは9時頃でしたか。
下ざらいで舞ったのは1回だけでしたが、帰路むしょうに肉が食べたくなりました。
(空手でも暴れると肉を欲します)
しかし、この夜の時間に肉は重たすぎるか、と諦め、ケーキを買って帰宅しました。
(ケーキも重たい。しかも肉以上に もたれそう。しかし、食べたいものは食べたいので)

ケーキを食べて一晩寝ても、肉への執着が消えませんでした。


翌朝、近所のジョナサンに出かけ、ステーキを食べました~

疲労回復には肉(しかも牛の塊り)が一番、と信じている私です。

2016-03-31

近づいてきました

 5月4日の舞の会本番まで、あと一ヶ月と少しになりました。


先週は、かつら合わせがありました。

大体こういう髪になるというのは教えていただきましたが、完成形は当日にならないと見られません。

私にとっては、初挑戦の髪型になるようです。


来月には下ざらい(所謂リハーサルのことです)があります。

色々な準備が進むと、近づいてきたのを実感します。

国立劇場の舞台は6年ぶりです。

緊張はそれなりにすると思いますが、緊張だけでなく楽しみな思いも抱いてその日を迎えたいので、稽古を重ねています。

『珠取り』を舞いますが、どうやっても私の部屋は狭いです。

狭いながらも工夫してなんとか稽古しています。

もう一ヶ月ですが、まだ一ヶ月あるので、出来る限りの準備をしつつ過ごします。

2016-02-05

2016年新年会

少し前のことですが、1月に新年会がありました。

母、千代さんも一緒に参加させていただきました。千代さんとの珍道中は恒例行事になっています。

今年の舞初めでは、『鶴の声』を舞いました。
今、公民館で指導している舞です。



舞初めの前に、先生からお杯を頂戴しました。今年は、一層の精進を心に誓いました。
5月4日に国立劇場での舞の会に出演することが決まっております。
私は『珠取り』を舞わせていただきます。
私にとっては、2010年以来の国立劇場の舞台です。少しでも求めている舞に近づけるよう日々稽古しております。

と、そんな折、美術館に行きまして、浮世絵の展示を見てきました。
ちょこちょこお邪魔する千葉市美術館です。
『珠取り』は、讃岐の志度の浦に伝わる海女の珠取り伝説が元になっているそうです。
この伝説が能の「海士」になり、そこから地唄舞にもなったとのことです。
今回の展示は浮世絵ということなので、もしかしたらあるかな~と思って行ったのですが、
ありました。
「浮絵海士龍宮玉取之図」
まさに『珠取り』の絵でした。1744年-48年のものだそうです。
海女が龍から珠を取り返してくるときの姿が描かれていました。

海女の珠取り伝説は、志度寺の由来を記す「志度寺縁起」のひとつとのことです。
実在の歴史上の人物が登場しますが、龍も登場しますから、どこまで実話なのでしょう。
長きにわたり言い伝えられてきて、今もかの地で息づいているとなると信じたくなる悲しい海女のお話です。