2013-04-18

公民館でのお稽古

昨日は公民館でお稽古でした。

講師を始めて早いもので10ヶ月になります。

これまで生徒さんは、浴衣でお稽古していました。
当初は浴衣に着替えるのに時間が掛かっていましたが、今では一人でも早く着られるようになりました。

半幅帯も文庫結びと貝ノ口を結べるようになり、私の手助けも必要なくなってきたようです。
そこで前回からは、着物の着方の練習を始めました。

浴衣と違って長襦袢(二部式を使用しています)が1枚増えるので、ややてこずっているようですが、すぐに慣れるでしょう。

お若い生徒さんばかりですが、着物姿になってもまったく違和感ありません。
さすが日本人。自然と似合うようになっているんですね。
そしてうちの生徒さんは「今どき」ではなく、皆さんおしとやか。
講師(私)と異なり、普段から女性らしいです。

お稽古中の私の掛け声は、「なんの稽古をしているんだ?」と思われてしまうほど体育会系らしいです。(荒っぽいわけではありません、元気がいいと思ってください)
夜の公民館に響き渡る掛け声に、素直に合わせてくれる生徒さん達です。





文庫結びに飽きたのか、貝ノ口が流行りです。
衣替えまで着物でお稽古します。

2013-03-26

今年も「愛のつどい」に出演します

 昨年に続き今年もチャリティ公演「愛のつどい」に出演させていただくこととなりました。



5月19日(日曜日)、会場は前回と同じ千葉市文化センターアートホールです。
詳しくはパンフレット等出来上がりましたら、ご案内いたします。

今回は、地唄「袖の露」を舞います。
今年の新年会でも舞いましたので、そのまま引き続きお稽古しております。
昨年から艶物が続いています。私にしては珍しいことです。

去年の「黒髪」もそうでしたが、「愛のつどい」では出演の持ち時間が決まっているため、一曲丸々舞うことができません。
違和感のないところで曲を編集して、お稽古をつけていただいています。

今日もお稽古に行ってまいりましたが、ちょうど桜が見頃で往路復路いたるところで目の保養ができました。




たくさんの桜の花が満開に咲き誇る様は、当然見事で美しいのですが、一方で凄味というか狂気を感じます。
何かを激しく訴えかけているようであり、能面のようでもあり、優しいようで、冷たいような。不思議な花だと見るたびに思います。

2013-01-29

2013年舞い初め


今月初めに恒例の新年会がありました。
今年も母、千代さんを連れて、晴海のホテルまで行ってまいりました。

豊洲駅を使うのですが、工事中で(なんだかずっと工事中です)様子が変っていて戸惑いましたが、無事到着。

会の始まりでは、一人一人先生からお盃を頂戴します。
お弟子さん達が終わってから、お弟子さんのご家族やご友人の方々にもお盃が・・・

千代さんは、このお作法が苦手みたいです。
前に出て行って皆さんの前でお盃を頂くのが恥ずかしいと言って、お声が掛かる直前で逃げ出しました。
確かに飲んだ後にお懐紙を使ったりするので、慣れないと緊張するかもしれません。
当初は私も、盃をいただく時、中毒でもないのに手が震えたこともありました。

「千代さんはどこに行っちゃったの?」
と先生はじめ、皆さんおっしゃってくださいましたが、結局逃げきってしまった千代さん。
逃げたせいか、会食でのビンゴゲームではなかなかビンゴが来ませんでした。

私の今年の舞い初めは、「袖の露」でした。
もうお一人のお弟子さんと前半と後半に分けて舞いました。
お相手の方は、「艶物を舞ってもなんか男っぽくなってしまう」私とは違い、かなり色っぽい熟女です。見習わなくてはなりません。

昨年には新名取さんも増えて、晴れやかな今年の舞い初めでした。





すっかり更新をサボってしまいましたが、お稽古は変らずやっております。